機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY (1) |千葉 智宏(スタジオオルフェ) /矢立 肇 /富野 由悠季
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY (1)
千葉 智宏(スタジオオルフェ) /矢立 肇 /富野 由悠季
角川書店 刊
発売日 2005-06-30
発送可能時期:通常24時間以内に発送
「面白い」と思う 2005-07-23
テレビ放送中の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の公式外伝。
「ASTRAY」というのは「王道ではない」という意味であり、「剣ではなくペンで戦う」という事を示している。
主人公はモビルスーツを所有しているが、戦闘はしない。あくまで取材の道具として使うのみだ。
公式外伝といっても、テレビとの関連はあまり多くない。
むしろ前作の外伝小説「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」との関連の方が多い。
ASTRAYファンなら買って損無しだと思うが、テレビファンにとっては合わないかもしれない。
作品内では、モビルスーツによる戦争を「報道」の目から見ている。
といっても記事ばかりとかいう事はなく、スリルあふれる戦闘シーンもある。
また「ニュートロンジャマーによって物理法則が捻じ曲げられた世界が
我々の住む世界と如何に違うか」という事が説明されている点にも注目したい。
登場するモビルスーツはテレビのように「ガンダムばっかり」という事は無い。
量産機のバリエーション型が多く、渋い格好良さを味わえるだろう。
また、この作品から機体の設定画が載るようになった。
残念なのは、兵器の装備について説明し切れてない部分がある事。
装備が設定と違っていたり、兵器の特徴に矛盾した描写が数点見られる。
これは前作にも少々見られる事で、再発しているのが残念。
とはいえ、しっかりとした造りになっており、作品としては面白い。
「テレビの脚本の酷さにうんざりした」という人はASTRAYシリーズを読んでみるといいだろう。
余談ではあるが、この本はロボット物で重要な「主人公と愛機(この場合は表紙のモビルスーツの出会い」というのは描かれていない。
そういうのが好きな人には向かないかもしれない。
さらに詳しい情報はコチラ≫
この記事は2006/8/2に作成しました。